モナコ国際映画祭・最優秀主演男優賞&最優秀撮影賞)をW受賞‼【映画「いざなぎ暮
松江市美保関町を舞台にした地域発信型映画『いざなぎ暮れた。』が
モナコ国際映画祭において
ベストアクター賞(最優秀主演男優賞)&
シネマトグラファー賞(最優秀撮影賞)を
W受賞しましたのでお知らせいたします!!
毎熊克哉さんと武田梨奈さんがW主演を務めた
映画『いざなぎ暮れた。』は
2020年2月21日(金)より開催されているモナコ国際映画祭で
最優秀主演男優賞にあたるベストアクター賞(毎熊克哉)と
最優秀撮影賞にあたるシネマトグラファー賞の
主要部門 2 冠を受賞しました。
映画は、太古から続く諸手船神事(もろたぶねしんじ)が行われ
“ 神様に一番近い港町 ” と呼ばれる
島根県松江市美保関町を舞台とする
ロードムービー。オール美保関ロケにて制作。
崖っぷちの男・ノボルが、親戚から金を奪うため、
恋人のノリコとともに
美保関町にやって来ることから物語が展開していきます。
愛とノーバイオレンスが同映画祭のテーマであるにも関わらず、
ブラックな作風と舞台挨拶で見せた武田さんの正拳突きは、
会場で大きな喝采を浴びました。
出品される作品の資本による協賛金がオープンになっていることで
話題にのぼることもある同映画祭で、
初出品・協賛金ゼロでの主要部門二冠は
その実力を証明する形となりました。
<主演 毎熊克哉さん(ノボル役)コメント>
モナコに行くことが出来ずに残念に思っていましたが、
まさかこのような賞を頂く事ができて光栄です!
小さな街で少ないスタッフ、出演者で走り回って撮った作品です。
特に武田さんとはパートナーなので、一緒に頂いたものだと思います。
撮影の原さんも、おめでとうございます!
これから都内での公開もひかえているので、励みになります。
<主演 武田梨奈さん(ノリコ役)コメント>
映画祭が終わった後、一人の審査員が私に声を掛けてくれました。
“あなた達は映画の中でちゃんと生きていた。
作りものとは思えなかった。本当に感動した。”
と涙ながらに伝えてくれました。
毎熊さん演じるノボルくんの存在があったから、
私もノリコとして生きられました。
最優秀主演男優賞おめでとうございます!
そして、我らが撮影部の原さん、体を張って
撮ってくれてありがとうございました。
最優秀撮影賞おめでとうございます!
<脚本・監督 笠木望監督 コメント>
審査員と参加者の幾人かに君の作品が
ベストだという言葉をいただいて
最高の気持ちでした。
都市と田舎の対立が背景にあるこの物語が、
最先端都市モナコの映画祭で認められたことは
本当に意義深いことだと思います。
松江市の皆さん、関係者の方々そして
すべてのキャストとスタッフに感謝しています。
これから都内での公開も控えているので励みになります。
※モナコ国際映画祭は、
モナコのモンテカルロで 2003 年から開催されている
非営利、無党派、インディペンデントの国際映画祭